NO15 凸形状があるSKD11プレート研削

< 材質 >
SKD11

凸形状があるSKD11 焼入れ材のベースプレート研磨加工事例の紹介及び加工解説になります。
こちらはいつもお世話になっております切削メーカー様からご依頼になります。

研磨加工後に追加工(マシニング加工、ワイヤーカット)が控えているためにお急ぎでしたので0日納期、朝いただいて夕方お渡しの超短納期にて対応させていただきました。

合計で6面の研削加工になります。

加工のポイントとしまして表面に1ヶ所凸形状がある為ぶつけない様にすること、一部が繋ぎの加工になりますので裏面の平面度を出来るだけ0近くで仕上げる必要があります。
写真は繋ぎ部のアップになります。
タップ加工付近が縦目、横目になってるのが分りますでしょうか?
裏面の基準面の平面度が悪いと綺麗に繋ぐことができません。

裏面の基準面の研削の様子。
マスブロックに設置して歪みが最小になるように研磨します。
砥石は切れ優先で余り負荷を掛けずに「さらっと」研磨します。
もちろん荒の研削加工は済ませてありますよ!

↑の加工基準面を使用して直角出しをイケールで行います。

で合計で6か所研磨して無事に完成しました。

この様な段付きの研磨加工や繋ぎの研削加工、SKD11の研磨加工でお困りの場合はぜひ当社までご相談下さい。
SKD11の加工実績はこちら
https://gtryz.com/tag/skd11/