NO16 リング形状 平面研削

< 材質 >
SKS3

< 加工精度 >
平面度0.01 実測値0.003

リング形状の研磨加工の紹介です。
φ223 T=10.5 とやや大きめ、薄板の研削加工になります。

加工ポイント
リング形状、形状が大きい、薄い為平面度(歪)の精度出しが困難です。

加工手順は
荒研磨にて厚みを+0.07、今回は10.57位まで研磨し、同時に歪も0.02位までにします。
今回荒取りは研磨代が0.3程ありましたのでロータリー研削で行いました。

写真のようにロータリー研削はテーブル(丸いチャック)が回転しますので、砥石の移動量が少なく済みますので加工時間が短縮できます。
通常ですとそのまま仕上の研磨が出来るのですが今回加工品の大きさ、材料の薄さの関係から中々歪みが取れませんでしたので仕上げは平面研削盤を使用して加工いたしました。


平面度、平行度ともに0.01の幾何公差のところ0.003で仕上がりました。

平面度、平行度の精度出しでお困りの方、研磨加工の依頼先をお探しの方はぜひ当社までお気軽にご相談下さいませ。

平面度の加工実績はこちら
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