NO6 プレート研磨

< 材質 >
SKD11(焼入れ済)  332×173×18

< 加工精度 >
平行度0.005 平面度0.005  実測値 平行度0.002 平面度0.002

SKD11 332×173×18 焼入れ済のプレート研磨の紹介です。
加工ポイントは凸形状です。
加工箇所は厚み、段差4か所です。
上記写真のマジック部(段差4か所)の研削加工
凸部に当たらないように加工します。(砥石をギリギリのところで止める)

(写真左) 繋ぎの加工になります。
平面度、機械精度が良くないと繋ぎ部が食い込みます。
最後は機械値と目で確認しながら切り込みます。
繋ぎ部は2ミクロン以内で加工出来ました。


SKD11の焼入れ材の為、一般砥石で加工すると砥石の切れがすぐに低下して平行、平面度の精度が出しにくくなります。
加工中に食い込み、研削焼けが発生してしまうこともありますので注意が必要です。
当社ではボラゾン(CBN)を使い砥石の切れを良くして
歪が最小になるように配慮して加工しましたので全体で2ミクロン以下で納めることが出来ました。

SKD11焼入れ材の研磨加工、プレートの平行度、平面度の精度出しでお困りの方は
是非、当社までお気軽にご相談くださいませ。https://gtryz.com