NO20 定盤を再研磨にて精度復元いたします!

< 加工精度 >
平面度 平行度 0.01以下

本日は再研磨により精度復元した定盤の研削加工紹介です。

こちらはご近所さんの空調設備を取り扱うメーカー様からのご依頼です。
取付現場でスペーサー(シム)を微調整する為のラップ定盤です。
リピートにて年数回ご依頼いただきます。

定盤サイズ
300×300×50

幾何公差
平面度、平行度0.01以下

写真のように真ん中が円形状に-0.4~0.5位凹みがありましたのでまずは凹みがなくなるまで研磨加工します。
研削加工では1回位の切込が5ミクロン位まですので300角の面積を研磨するにはとても時間がかかります。

ドレッシング(砥石の切れを復元する作業)をしながら根気よく作業します。

荒取りが完成したところで仕上用の機械に乗せ換えて仕上げ作業です♪

仕上げ作業ですのでよく切れる砥石でさらっと研磨します。

取り代が多かった為時間がかかりましたが無事に完成です。
平面度、平行度ともに0.005以下で仕上がりました!

お使いの定盤(鋳物、鉄系)、治具、金型など錆や摩耗で精度低下、機能低下してしまった品物でも再研磨することにより精度を復元することが可能です。
新品を購入するよりもコストも抑えれるかと思いますのでお困りの際はぜひ当社までお気軽にご相談下さいませ。

再研磨の加工実績はこちら
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