NO26 特殊バイト(旋盤用)を成型研削で製作しました!

< 材質 >
SKH

< 加工精度 >
一般公差(±0.2)

加工前

加工後

本日は成型研磨加工の紹介及び解説です。

春日井市にあります鉄工所様からのご依頼です。
テーパーのR溝加工用特殊バイトを製作出来ないかとのご相談でした。

R型の成型研磨加工はあまり得意ではありませんが要求精度が一般公差(±0.2程度)でもOKとのことでしたのでお受けいたしました。

ミスミ製の市販バイトを岡本の成型研削盤(MM450)で左右2か所加工いたしました。

始めに可傾チャックで3.5°傾斜して裏表振り分け(同寸)研磨します。

先端部の1.5Rは砥石を1/4R成型。繋ぎの加工になります。

約1.5ミリの逃がし研磨をして完成です。

投影機にて確認♪

難儀をしましたが何とか完成しました。

今回はあまり得意ではないR成型の紹介でした。
一般公差(±0.2)程度のでしたら凸、凹両方R形状にて砥石成型が可能です。

R加工は金型などのコーナー部折れ防止、装置部品など滑り込みに採用されております。
お困りの際は当社までご相談下さい。

成型研削の事例はこちら
https://gtryz.com/tag/%e6%88%90%e5%9e%8b%e7%a0%94%e7%a3%a8/